みなさん、ご存知でしょうか。
　金融とITを融合したフィンテック分野で有力企業の訴訟が勃発しました。
　日経新聞によるとクラウド会計ソフトのFreeeが同業であるマネーフォワードに対し特許訴訟を起こしたそうです。
　
　今回freeeが問題視したのはマネーフォワードが8月に競合サービスで機械学習を活用した自動仕訳機能を採用したことでした。これが特許に抵触すると判断し、訴訟へとつながりました。
　
　この問題により、懸念されるのは、知的訴訟はかかる期間が長く、費用もかさみ、かなり負担がかかるということです。今後、フィンテックの有力企業が訴訟対応で開発に時間をとることができなくなれば、業界全体の発展に影響が出るだろうとされています。
　
　我々税理士法人にとって会計ソフトは必要不可欠なものです。ですからこの問題が大きくなり、フィンテック分野の発展がどんどん遅れることにならないよう祈るばかりです。