東風吹かば


太宰府を訪れると、必ず思い出すのは、さだまさしの「飛梅」です。
「心字池にかかる三つの赤い橋は…」で始まるこの歌は、太宰府へお参りに行く結ばれない男女のはかないおもいを描いたものです。
クライマックスは、「あなたがもし遠くへ行ってしまったら 私も一夜で飛んでゆくと云った。忘れたのかい 飛梅」
この「東風吹かば…」の碑の前に立つと、距離を超える強い想いを感じます。
春は確実に近づいています。